西日本初!容器シェアサービスとは?
「飲み物をテイクアウトした時に容器を捨てずにお店に返す」。そんなエコなサービスの実証実験が10月24日から広島市内で始まりました。
広島市内で開かれた記者会見にはサービスを運営する企業と海洋プラスチックごみの削減に取り組む県の湯崎知事が出席し、容器のシェアサービス実験を始めると発表しました。このサービスに使用されるのはステンレス製の容器で購入した飲み物をテイクアウトした際、空になった容器は購入した店舗に限らず実証実験に加盟する店舗に返却することができるというものです。
■久保田 栄作 記者
「飲み物を注文する前にこちらのQRコードを読み取ることでこの容器に飲み物を入れることができます」
購入時にスマホでQRコードを読みとります。これで客は容器を借りることになります。返却の際にもスマホでQRコードを読み込み購入した客と確認されたら借りた容器を返却できます。すでに東京や名古屋では8月からチェーン店を中心に実証実験が行われていますが、西日本初となる広島での実験は、地元の個人店と連携するという新たな挑戦です。
■NISSHA 長谷部 治久 氏
「気軽に使って頂くことで、日常生活の他のところに普及していくような、何か一つでも環境にやさしい活動をしてみようと思ってもらえるように繋がれば良いなと思っています」
実証実験はまずは7店舗で開始し、2024年の事業化を目指すということです。
【2023年10月24日 放送】