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尾道・官製談合裁判 元職員ら起訴事実認める【広島地裁】

2024年8月23日 20:13
尾道・官製談合裁判 元職員ら起訴事実認める【広島地裁】

尾道市の公共工事で談合をしていたとして起訴された男2人の裁判で、2人は起訴事実を認めました。

尾道市土木課の元職員・高橋宏和被告は去年、建設会社の元社長・大﨑一義被告が道路工事を受注できるよう工事費用などが記載された書類を渡し、その謝礼として現金6万円を受け取った罪に問われています。

高橋被告はきょうの初公判で、違法性を認識しながらも「上司から仕事が上手くいくなら業者に情報を教えてもいい」と言われ、ほかの職員も同じことをしていると証言しました。

また、大﨑被告は「仕事がなく、従業員を守りたかった」としています。

検察は高橋被告に懲役2年6カ月と6万円の追徴金、大﨑被告に懲役1年6カ月を求刑しました。

【2024年8月23日放送】