JR西日本が木次線をめぐる協議 湯崎広島県知事は路線の廃止へ懸念を示す
JR西日本が「木次線」の一部区間の在り方を自治体と協議したいと表明したことについて広島県の湯崎知事は、路線の廃止への議論が進むことへの懸念を示しました。
JR西日本は利用が低迷する「木次線」の備後落合駅から出雲横田駅の区間の在り方を関係自治体と協議したいとの考えを示しています。
これについて湯崎知事は「再構築協議会」で存廃が議論されている「芸備線」に続き、一部の区間を対象に協議を望むJRに苦言を呈しました。
●広島県湯崎知事
「次々にしっぽを切っていくような話につながっていくのではないかということ」
「(JRの)ネットワーク全体をどう考えるのか基本的な考えをしっかりと確立するべきだろう」
また湯崎知事は、「廃止を前提にした議論には応じない」としています。
【2024年5月28日 放送】