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「手足口病」「新型コロナウイルス」感染症に注意!

2024年7月17日 19:07
「手足口病」「新型コロナウイルス」感染症に注意!

広島県内では今、感染症に要注意です。小さい子どもたちの間では「手足口病」、そして大人を中心に「新型コロナ」の感染が広がっています。

■診察
「おてても出とるじゃろ。ほらここ。こういうとこ」

5歳の女の子が感染した「手足口病」は手のひらや足の裏、そして口の中などに水ぶくれができる病気です。

■母親
「土曜日ぐらいからポツポツ出てきて1個2個だったのが、日曜日月曜日ぐらいに増え始めた感じ。幼稚園では〇〇ちゃんがなったよと教えてくれます」

広島市の感染状況は2024年6月、警報レベルの「定点当たり5」人を上回り、さらに7月8日の週は26人を超えました。これは過去20年で最多のレベルです。安佐南区の認定こども園でも6月の半ばごろから1・2歳児を中心に感染する子どもが増えているといいます。

■ロータスプリスクール長束 龍永直記 園長
「クラスで流行っていた時は半数以上がお休みの時がありました。室内の換気、手洗い。手洗いの方はなるべくこまめにするよう子どもに伝えている」
■堀江内科小児科医院 堀江正憲院長
「コロナがあったから人の接触をあまりしていなかったということで外からウイルスが入るのを防いでいた。5歳以下が多いといわれているのはその年齢層に免疫がついていなかったということ」

一方、大人を中心に感染が急拡大しているのが新型コロナです。7月17日に広島市が発表した流行状況によると、7月8日の週の定点当たりの患者数は8.17人で、前の週の1.5倍となりました。呉市に続き県が定めた「医療ひっ迫注意報」の基準値を超えています。この時期厄介なのが、倦怠感や頭痛・発熱などの症状が熱中症と似ている点だといいます。

■堀江内科小児科医院 堀江正憲 院長
「咳とか鼻水が少なくてコロナだったというのがあります。人にうつさないためにも広げないためにも症状が出た場合は感染しているかどうか確認した方がいい」

【2024年7月17日 放送】