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広島県内初!鉄道設備をメンテナンスするヒト型ロボット登場

2025年1月22日 17:33
広島県内初!鉄道設備をメンテナンスするヒト型ロボット登場

■記者レポート
「JR呉線の安浦駅のすぐ近くです。なんとロボットが高所作業を行っています」

JR西日本は22日、広島県内で初の人型ロボットによる鉄道設備のメンテナンス作業を公開しました。ロボットの腕には塗装用のハケを装備。線路上の鉄製の梁にサビ止めを塗る高所作業を行いました。

このロボットは、JR西日本が民間企業2社と4年をかけて共同開発したもの。2024年7月から奈良県で運用が始まりました。

■JR西日本 広島電気技術センター 進藤純一郎所長
「労働力・生産性の向上であったり労働安全。こういった所に関しても大きな貢献をしてもらえるものと期待しております」

オペレーターは、VRゴーグルを通してロボットの視界を共有。転落や感電などのリスクを避けながら高所作業にのぞむことができます。腕の部分はチェーンソーやボルトを締めるレンチ、草刈り機などにとりかえることができ、状況に応じてカスタマイズできます。

JR西日本は今後は、トンネル内の点検作業など幅広い分野での活用を予定しています。

【2025年1月22日放送】

最終更新日:2025年1月22日 20:20