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阿波人形浄瑠璃を愛する想いと共に受け継がれてきた貴重な資料 木偶人形の衣装を紹介する特別展【徳島】

2024年10月15日 10:19
阿波人形浄瑠璃を愛する想いと共に受け継がれてきた貴重な資料 木偶人形の衣装を紹介する特別展【徳島】
阿波人形浄瑠璃で使う木偶人形の衣装を紹介する特別展が、徳島県徳島市の県立阿波十郎兵衛屋敷で開かれています。

この特別展では、木偶が、その役柄の時代や身分、年齢に応じて羽織る様々な衣装が展示されています。

明治時代に作られた着物の裏地には、肥料を入れていた木綿袋が使われていて、モノがない時代に知恵を絞り、なんとか人形浄瑠璃を続けようとした人々の思いが感じられます。

金の竜の刺繡が施された着物は、約180年前に作られたものです。

(県立阿波十郎兵衛屋敷 佐藤憲治館長
「地域の有志の寄付によって作られたものだと思う。ボロボロになっても、大事に先輩から後輩へ受け継がれてきている。人形浄瑠璃を愛する想いと共に受け継がれてきた、大変貴重な資料だと思います」

特別展「阿波木偶の衣装 ~時代と想いが交差する~」は、11月24日まで開かれています。

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