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「ごっついでかいでぇ」 秋の訪れ告げるボウゼ漁が最盛期 【徳島】

2024年9月12日 18:26
「ごっついでかいでぇ」 秋の訪れ告げるボウゼ漁が最盛期 【徳島】
徳島に秋の訪れを告げるボウゼ漁が最盛期を迎え、港が活気づいています。

ボウゼは正式には「イボダイ」と呼ばれる白身魚です。

ボウゼ漁は、9月から10月にかけて底引き網で行われます。

ボウゼを背開きにし、お酢をきかせて作る、ボウゼの姿ずしは、秋祭りなどで食べられる徳島を代表する郷土料理です。

徳島市の津田漁港では、9月12日、漁から帰って来た3隻の漁船から、次々とボウゼが水揚げされ、漁協職員による選別が行われていました。

「ごっついでかいでえ」

8月末ごろから始まった2024年のボウゼ漁。

2024年もボウゼのエサとなるクラゲが大量に発生したことで、かなり多くのボウゼが水揚げされているとのことです。

(徳島市漁協 業務部・森博昭 部長)
「だいたい10月の最初ぐらいから増えだすんですけど、2024年9月に入った時点から大量なんで、2023年の倍ぐらい獲れてます」
「ものすごい淡白な味なんで、食べやすいと思います」
「県民の皆さんに食べて欲しいですね」

水揚げされたボウゼは、約9割が県内で消費され、ほかは京阪神方面に出荷されます。

ボウゼ漁は10月末ごろまで続きます。

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