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連日猛暑日が続く県内 「マメテン」終わりが見えないこの「暑さ」はどうなる【徳島】

2024年8月16日 20:00
連日猛暑日が続く県内 「マメテン」終わりが見えないこの「暑さ」はどうなる【徳島】
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8月16日は、気象予報士・佐々木聖夏が天気に関する豆知識をお届けする「マメテン」です。

徳島県内は連日猛暑日となっていて暑さの終わりが見えない状況が続いています。

今回は、「今年の県内は記録的猛暑?」「意外と昔も暑かった?」「暑さはいつまで続く?」についてお届けします。

2024年、徳島県内では暑さに関する記録がどんどん出ています。

「7月の平均気温」は、県内8つの観測地点のうち穴吹・海陽・木頭で観測史上最高、このほか、2か所で過去2番目、残る3か所で過去3番目の暑さとなりました。

「連続猛暑日日数」は、木頭では7月28日から8月16日まで20日連続となっており、これは県内での観測史上最も長い記録です。

また、徳島市でも8月5日か16日まで11日続いていて、これは徳島市の観測史上で最も長い記録です。

どんどん記録が塗り替えられているわけですが、実際に昔と比べて今は暑くなっているんでしょうか?

実は1990年代後半までは、1日も猛暑日がなかった年もあったんですが、それ以降は毎年猛暑日が出ています。

昔も35℃以上の猛暑日があったけれども、その日数が増えてきているんです。

そして気象庁は、8月15日にこの先1か月の予報を発表しました。

それによりますと、四国の向こう1か月の平均気温は平年より高い見込みです。

この先1か月は太平洋高気圧が日本に東から南に強く張り出して、日本を覆う見込みです。

日本付近は暖かい空気が流れ込みやすいというのが理由です。

9月に入ると、体温を大きく超えるような暑さはさすがに少なくなりますが、それでも平年を上回る気温で熱中症リスクが高まることはありますので、引き続き晴れて気温が上がる日は注意が必要です。

(詳しくは動画で)
最終更新日:2024年8月16日 21:17

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