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「将来は林業をしようかと思ってほしい」 県が小学生を対象にした「森林教室」開催【徳島】

2025年2月3日 18:51
「将来は林業をしようかと思ってほしい」  県が小学生を対象にした「森林教室」開催【徳島】
徳島県では林業従事者の担い手確保に取り組もうと、小中学校での「森林教室」などを行っています。

2月3日、徳島県つるぎ町の半田小学校の5年生19人が、東みよし町の製材所を訪れ、2024年11月に自分たちが伐採したヒノキがベンチの材料として製材される様子を見学しました。

(美馬森林組合の組合員)
「(皆さんが)山で切った木が、このヒノキです。これがベンチの脚になるけんね。触ってみたら乾いてないってのがよくわかる。湿ってるから」

(児童)
「シュワーって、なんか(木が)簡単に切り落とされていくから、すごいなと思いました」
「機械でこんな形になるんだなと、初めて知りました」

続いて、徳島県西部総合県民局美馬庁舎で木造住宅の模型を見学しました。

さらに木材の流通経路や材質の違いを教わったり、徳島県内で伐採された木材の利用方法などを学びました。

(児童)
「ヒノキやスギや色々な木材が使われていたことが知れて良かったです」
「私たちも将来家を建てるときとかに、木を見たりして決めていきたいと思います」

(徳島県西部総合県民局農林水産部 美馬庁舎 津司知子課長補佐)
「徳島は木がすごく多いですし、製材の過程を学ぶことによって山の仕事があるっていうことを知ってもらって、将来は林業をしようかなって思ってもらいたいっていうのがあります」

最終更新日:2025年2月3日 21:54

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