広範囲で明日から数日間大雪か 気象庁など緊急会見「不要不急の外出控えて」
この冬一番の強い寒気が流れ込み、広い範囲で4日から大雪が数日間続く見通しです。気象庁などは緊急会見を開いて車両の立ち往生などがおきるとして大雪の場合には不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
国交省・西澤賢太郎防災課長
「不要不急の外出を控えてください。大学入試試験など含めやむをえず外出しなければならない場合には、十分に時間の余裕をもって行動していただければ」
気象庁によりますと、4日から日本付近の上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込むため強い冬型の気圧配置となって、日本海側を中心に山地だけでなく平野部でも大雪となる見通しです。この冬型の気圧配置は週末にかけて続くため、長期間にわたり大雪に警戒が必要です。
去年1月には名神高速で大雪による立ち往生が発生し通行止めの解除まで最大34時間を要しました。
国土交通省は、大雪の場合には不要不急の外出を控え、やむを得ず車で外出する場合にも冬用タイヤやチェーンの装着のほか、立ち往生に備えて車内に食料や毛布なども用意するよう呼びかけています。