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北島町のゴミ収集車が過積載 議会で町長が謝罪【徳島】

2024年9月10日 18:45
北島町のゴミ収集車が過積載 議会で町長が謝罪【徳島】
徳島北島町が運営する清掃センターが、ゴミ収集車の最大積載量を超える違法な運用をしていたことが、9月10日の議会で明らかになりました。

町は1割から3割の過積載があったことを認め、町長が謝罪しました。

これは、10日の北島町議会で増谷禎通議員の質問により明らかになりました。

(北島町議会・増谷 禎通 議員)
「北島町の清掃センターで運行されている可燃ごみの収集車が、最大積載量2トンを超過する運行が常態化している」

増谷議員によりますと、8月、センターで働いていた元臨時職員から告発があり、調べたところ、町が運営する清掃センターでは、ゴミ収集車の過積載が常態化していたということです。

収集車は最大積載量2トンですが、少なくとも1年にわたり1割から3割の超過があったとみられます。

北島町は世帯数がここ10年で1割ほど増加したため、過積載が常態化したということです。

町では告発を受け調査を実施し、少なくとも2024年4月以降、1割から3割の過積載が確認されたとして、10日町長が謝罪しました。

(北島町・古川 保博 町長)
「確かにこうしたことがあったという事実をいろんな状況を踏まえ、我々としては反省しないといけない、誠に申し訳ない状況であった」

(北島町清掃センター・藤田 浩章 所長)
「においも出る生ごみが混ざっている燃やせるゴミですので、できるだけ早く回収し、町民のみなさまにご迷惑をかけないようにと思いから、積載限度を超えた収集をしておりました」
「今後はいかなる場合においても法律を遵守し、収集方法を精査し、安全に早く収集できるよう努めてまいります」

町は今後、収集エリアの見直しや収集車にゴミの重量を測るシステムを導入することを検討するなどして、再発防止に努めるとしています。

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