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遠藤市長「県の意向に寄り添うのが現実的」 新ホール建設めぐり市議会で答弁【徳島】

2024年9月10日 18:45
遠藤市長「県の意向に寄り添うのが現実的」 新ホール建設めぐり市議会で答弁【徳島】
徳島市議会9月定例会は、9月10日、代表質問が行われ新ホールを藍場浜公園に整備するとした県の構想について遠藤市長は、「今の県の意向に寄り添うのが現実的な考え方」と述べました。

徳島市議会9月定例会は10日から、代表質問が始まりました。

この中で公明党徳島市議団の岸本和代議員は、新ホールを藍場浜公園に整備するとした県の構想について今後、必要な経費を加えると藍場浜の事業費が現計画を上回ることも考えられるなどとして市長の見解を問いました。

(遠藤彰良市長)
「徳島市に1000人以上を収容する芸術文化ホールが存在しないという状況を、最も早期に解消するのであれば、県立ホールとして県の財政負担で県の土地において整備しようとしている、今の県の意向に寄り添うのが現実的な考え方ではないか」

また、新ホール整備に向けた県と市の基本協定については…。

(遠藤彰良市長)
「責任ある対応案の具体的な内容を早急に提示していただけるよう、県に対して強く要請してまいります」

このほか遠藤市長は、選挙公約にも掲げていた阿波おどり運営の民間委託について「豪雨などのリスクがあり現段階では現状の運営を維持するのが現実的」と述べました。

徳島市議会は11日も代表質問などが行われます。
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