海部郡内で初の前方後円墳 出土品などの一般公開始まる【徳島】
先ごろ徳島県海陽町で、海部郡内では初めてとなる前方後円墳が見つかり、9月10日から出土品などの一般公開が始まりました。
古墳群が見つかったのは、海陽町多良の阿南安芸自動車道・海部インターチェンジの整備予定地です。
全長50メートルにわたる前方後円墳と円墳4つからなり、3世紀から5世紀ごろに築かれたとみられます。
関係者によりますと、国指定史跡に相当する価値があるということで、10日から始まった一般公開では、古墳群の写真や出土した土器など約50点が展示されています。
古墳の表面を飾っていたとされる葺石は、5世紀ごろに海部川から山中にある古墳まで運ばれたものと考えられ、石を運ばせた当時の権力者の存在がうかがえます。
(徳島県埋蔵文化財センター・栗林 誠治研修 主幹)
「古墳時代前期の古墳が見つかったということは、改めて海部川流域が重要な地域であったと(考えられる)」
海部郡で前方後円墳が発見されたのは今回が初めてです。
展示会は板野町のレキシルとくしまで9月29日まで開かれています。
古墳群が見つかったのは、海陽町多良の阿南安芸自動車道・海部インターチェンジの整備予定地です。
全長50メートルにわたる前方後円墳と円墳4つからなり、3世紀から5世紀ごろに築かれたとみられます。
関係者によりますと、国指定史跡に相当する価値があるということで、10日から始まった一般公開では、古墳群の写真や出土した土器など約50点が展示されています。
古墳の表面を飾っていたとされる葺石は、5世紀ごろに海部川から山中にある古墳まで運ばれたものと考えられ、石を運ばせた当時の権力者の存在がうかがえます。
(徳島県埋蔵文化財センター・栗林 誠治研修 主幹)
「古墳時代前期の古墳が見つかったということは、改めて海部川流域が重要な地域であったと(考えられる)」
海部郡で前方後円墳が発見されたのは今回が初めてです。
展示会は板野町のレキシルとくしまで9月29日まで開かれています。