阿南市で戦没者追悼式が行われる【徳島】
阿南市の戦没者追悼式が29日行われ、明治以降の戦争で亡くなった人たちに鎮魂の祈りがささげられました。
これは、明治以降の戦争により、尊い犠牲となった戦没者の霊を慰め、平和への誓いをたてることを目的に阿南市が毎年行っています。
式では第二次世界大戦などで亡くなった3141柱の御霊が祀られ、遺族や関係者ら約200人が参列し、1分間の黙祷を捧げました。
そして椿町中学校の谷脇沙奈さんが「私の一番の願いは戦争が無くなることです。そして戦争のない平和な世界は自分たちで作っていくものだと考えています。」と平和への思いを述べました。
このあと参列者はそれぞれの思いを胸に祭壇へ白菊を献花しました。
終戦から今年で79年を迎えますが、遺族の高齢化により、追悼式への参列者は減少しているということです。