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「常に患者の気持ちに寄り添う」県立総合看護学校の卒業式が行われ、看護師の卵148人が門出の日を迎えた【徳島】

2025年3月3日 17:48
「常に患者の気持ちに寄り添う」県立総合看護学校の卒業式が行われ、看護師の卵148人が門出の日を迎えた【徳島】
徳島県立総合看護学校では第一、第二看護学科と准看護学科あわせて20才から59才までの148人が卒業を迎えました。

式では卒業生ひとりひとりの名前が読み上げられた後、各学科の代表に卒業証書が手渡されました。

このあと図師正彦学校長が「医療福祉は依然感染症リスクの高いままで、看護の人材不足の中これから皆さんに求められるのは行動力です」と激励しました。

この後、卒業生を代表し木内瞳さんが答辞を述べました。

(卒業生代表 木内瞳さん)
「ナイチンゲール誓詞にある『われはわが力の限りわが務めのしるしを高くせん事を務べし』の精神を胸に刻み常に患者の気持ちに寄り添い不安や苦痛を軽減できる看護師となれるよう日々精進し自己研鑽を続けてまいります」

(准看護学科 杉本詩歩さん)
「社会人経て来ている学生もたくさんいるので知識を分け合い協力しながら学生生活を送れた」

(第一看護学科 高岡陽向さん)
「(はじめの実習で)認知症の患者に最終日挨拶したら見当意識を忘れる人だったが「あなたの事はずっと覚えていたよ」「あなたがいてくれて良かった」と言ってくれたことがすごく心に残っている」
「地域の方たちの健康や暮らしを支えることができる保健師としてがんばっていきたい」

進学希望者を除いた約8割の卒業生は、今後、県内の医療機関で働く予定です。
最終更新日:2025年3月3日 20:36

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