県災害対策本部会議　気象庁が南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」を発表を受けて【徳島】

日向灘を震源とする地震で、気象庁が南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」を発表したことを受け、8月8日夜、徳島県庁で開かれた県の災害対策本部会議には、県の幹部や県警、それに国交省などの危機管理担当者らが出席しました。

はじめに、徳島地方気象台の担当者が、今回発表された南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」について、「必ずしも大規模地震が発生するものではないが、平時よりも発生する可能性が高まっている」と、説明しました。

会議の中で後藤田正純徳島県知事は、徳島県や関係団体で防災対策を整えるよう指示しました。

（後藤田正純徳島県知事）
「県民の皆さんには普段通りの生活を継続しながらも、地震が起こる恐れがある当面は、地震への備え、防災対応の再確認をお願いしたい」

また、8月11日から始まる徳島市の阿波おどりについては、「主催者の徳島市とともに、いざというときの備えができるような体制か、検証したい」と、述べました。