×

「旅するチョウ」アサギマダラの観察会 阿南市で家族連れらが生態を学びマーキング体験【徳島】

2024年10月20日 12:13
「旅するチョウ」アサギマダラの観察会 阿南市で家族連れらが生態を学びマーキング体験【徳島】
10月19日、「旅するチョウ」とも呼ばれるアサギマダラ観察会が、徳島県阿南市で行われました。

「アサギマダラ」は、春は南から北へ、秋には北から南へと、長い距離を移動するチョウで、中には約2000kmも移動する個体もいます。

阿南市羽ノ浦町の岩脇香風台公園の花壇には、地元の住民団体「岩脇公園を美しく志隊」が、アサギマダラが好む香りを発するとされる「フジバカマ」を植えています。

この日の観察会では、参加した親子連れらが、アサギマダラの生態に詳しい「佐那河内いきものふれあいの里ネイチャーセンター」の大原賢二センター長からオスとメスの見分け方などを教わった後、アサギマダラの移動ルートを調べるための「マーキング」を体験しました。

参加者は、チョウを傷つけないように慎重に扱いながら、羽の部分に、羽ノ浦町を示す「ハネ」の文字や日付、マーキングした人の名前を記入し、空に放ちました。

アサギマダラはフジバカマが咲いている11月末ごろまで飛来するということです。

ニュース

ニュース