飲食店で強盗の疑いで逮捕されていた男　強盗致傷の疑いで再逮捕【徳島】

3月6日、徳島県小松島市の飲食店で、ハサミを突きつけて現金を奪い、強盗の疑いで逮捕された男が、この飲食店を訪れる前にタクシーの運転手を殴り、ケガをさせたとして、27日に強盗致傷の疑いで再逮捕されました。

警察によりますと、徳島県鳴門市鳴門町の無職の49歳の男は、3月6日、小松島市大林町のコーヒーショップに押し入り、店主の男性らにハサミを突きつけて脅し現金を奪ったとして、強盗の疑いで逮捕されました。

その後、警察が捜査を進める中で、男はこのコーヒーショップを訪れる前、乗車したタクシーの運転手に暴行を加えて全治一週間のけがをさせた上、タクシーを奪い取ろう落としたことがわかったとして、27日に強盗致傷の疑いで再逮捕されました。

6日午前10時ごろ、男は鳴門市内でタクシーに乗車し、金を借りようと小松島市内に住む親族宅を訪れました。

しかし不在だったため、金を借りられず、運賃の支払いを免れるために犯行に及んだとみられています。

調べに対し男は、「間違いありません」と、容疑を認めているということです。

警察が、引き続き当時の状況などを調べています。