２月、徳島県内での企業倒産は5件で、負債総額は5億7000万円だったことが民間の信用調査会社の調べでわかりました。

帝国データバンク徳島支店によりますと２月、県内での企業倒産は5件で、前の月より2件増えました。

増加は4か月ぶりです。

また負債総額は5億7000万円で前の月より4億9500万円増えました。

こちらは3か月ぶりの増加です。

業種別にみると、建設業、製造業、卸売業、サービス業、その他がそれぞれ1件で、倒産の要因は5件すべてが販売不振でした。

従業員数は5件すべてが10人未満でした。

2024年度に入っての企業倒産は、2月末時点で41件と、すでに前の年度の39件を上回っています。

帝国データバンク徳島支店では、「第2次トランプ政権誕生以降、輸出産業を中心に不確実性が高まっていて、中小零細企業の倒産が増える懸念が強まっている」としています。