×

大樹生命 女性職員が計20人から合計約8130万円を金銭詐取

2025年3月14日 16:27

日本生命の子会社にあたる大樹生命は女性職員が嘘の投資話などを持ち掛け、顧客から金銭をだまし取っていたことについて、調査結果を公表しました。

大樹生命によりますと、埼玉・三郷営業部の女性職員は2013年5月から2025年1月までの約11年間であわせて20人から約8130万円をだましとっていたということです。

その手口として、顧客に対し虚偽の説明をして一部保険を解約させ解約時に発生する解約返戻金や積立金などを引き出させだまし取っていたということです。

また、顧客向けと称し、嘘の投資話を持ち掛け自分名義の口座や営業所の親睦会名義の口座にお金を振りこませたほか、現金でお金を受け取るなどして不正に利用していたということです。

この女性職員は去年11月下旬に懲戒解雇されており、大樹生命は刑事告発する方向で検討しています。

すでに被害者20人全員に対し、被害総額8130万円の弁済が完了しているということです。

大樹生命は「コンプライアンス体制の一層の強化に努めてまいります」とコメントしています。

最終更新日:2025年3月14日 16:27