今週10日（月）から行われていた備蓄米の入札について、江藤農林水産相は、落札結果を14日夕方にも公表することを明らかにしました。

備蓄米の放出をめぐっては、上昇が続くコメ価格を落ち着かせる効果が期待されていますが、15万トン全てが落札されたのかや、落札価格が焦点となっています。

江藤農林水産相は14日朝の会見で、落札結果を14日夕方にも公表すると述べました。

また、落札されたコメが市場に出回った後に買い占めがおきて再びコメ不足になるのではないかとの懸念について、江藤農林水産相は消費者に対して、冷静な行動を呼びかけました。

江藤農林水産相「流通円滑化の上で重要なファクター（要因）のキーを握っているのは最終消費者。必要な分だけ買っていただく」

江藤農林水産相は、今回の備蓄米の放出がコメ不足の解消や価格抑制に繋がらなければ、「必ず追加で放出する」「今回が最後ではない」と強調しました。