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八代亜紀さんに「県民栄誉賞」 亡くなった後の贈呈は川上哲治さん以来2人目 熊本県

2024年2月7日 16:22
八代亜紀さんに「県民栄誉賞」 亡くなった後の贈呈は川上哲治さん以来2人目 熊本県
去年12月30日に亡くなった熊本県八代市出身の歌手、八代亜紀さん。熊本に寄り添い続けた八代さんに県民栄誉賞が贈られることになりました。

■熊本県 蒲島郁夫知事
「国民的規模での敬愛と感動を与え、県民栄誉賞をお贈りすることがふさわしいと判断致しました」

7日の蒲島郁夫知事の定例記者会見で発表された県民栄誉賞の贈呈。

八代亜紀さんは1971年にデビュー以来、豊かな表現と情感あふれる歌で人気を博し、1980年に日本レコード大賞を受賞するなど、日本を代表する歌手として活躍しました。画家としても国際的な美術展に入賞したほか、故郷の八代市では絵画コンクールを定期的に開催してきました。

2004年には「くまもと誘友名誉大使」第1号に就任し、県の観光振興に貢献した八代さん。熊本地震や熊本豪雨の被災地に何度も足を運ぶなど慰問活動にも熱心でした。

県民栄誉賞は八代さんが11組目で、亡くなってからの贈呈は、プロ野球のスター選手で「打撃の神様」と呼ばれ、監督として巨人のV9を達成した人吉市出身の川上哲治さん以来、2人目です。賞の贈呈は準備が整い次第、所属事務所に届けるということです。

また八代さんの地元、八代市も「故郷の誇りで深く尊敬に値する」として、八代市名誉市民の称号を贈ることを決めました。