熊本の"迎賓館"「熊本ホテルキャッスル」 資本業務提携で経営立て直しを図る
熊本市の老舗ホテル、熊本ホテルキャッスル(熊本市中央区)は、国内外でホテルやレストランを展開するPlan・Do・Seeと資本業務提携を結んだことを発表しました。資本業務提携で経営の立て直しを図ります。
熊本ホテルキャッスルは1960年、天皇皇后両陛下をお迎えするためにつくられた老舗のホテルです。
2016年の熊本地震では客室などが大きな被害を受け、一時赤字となりましたが翌年には回復しました。しかし新型コロナの影響で、2019年度からは4期連続で赤字となり、昨年度末時点で約4億4600万円の債務超過となっていました。
熊本ホテルキャッスルは24日、業績改善に向けて国内外でホテルやレストランなどを展開するPlan・Do・Seeと資本業務提携を結びました。新社長にはPlan・Do・Seeの奥地大祐氏(45)が就任しました。また今後、Plan・Do・Seeが株式の2%を取得する予定です。