大根桂むき1.52mで優勝!調理技術競う大会で学生たちが技術競う
6月10日は「時の記念日」。熊本市の調理師を養成する学校では「時間」をテーマにした競技大会が開かれました。
「よーいはじめ!」
熊本市中央区のシェフパティシエ学院。10日行われたのは調理の技術を競う大会です。日本で初めて時計による時の知らせが行われたという6月10日に制定された「時の記念日」。
時間の大切さを感じてもらおうと約80人が参加しました。
パティシエ科の課題は「10分間でいかに丁寧かつ正確にクリームを塗れるか」。
優勝したのは中本有美さん。ケーキの側面を塗るだけ、クリームの絞りだけなど練習するポイントを決め、限られた時間の中で練習を重ねたといいます。
■中本有美さん
「自分の作るケーキで人を笑顔にできたらと思っているのでそれに向かって頑張ろうと思っています」
一方、調理師養成科では8センチの大根を5分間でいかに薄く均一に長くむけるかを競います。
KKT清家康広アナウンサーも初めて桂むきに挑戦しましたが…
■清家康広アナ
「結構難しい…薄く切るのは相当難しいですね。皮1枚でつながっています」
清家アナの記録は34cmだったのに対し、優勝した村上寿さんは1m52cm!
■村上寿さん
「ちょっとビックリしています。将来は自分の店を出して皆が美味しかったと笑顔になれるような料理人になりたいです」
調理師やパティシエの卵たちはこれからも技術を磨き料理の世界へ羽ばたきます。