熊本大の新学部組織「情報融合学環」 授業科目に他大学の科目も オンラインで履修
熊本大学は、今年4月からスタートする新しい学部組織「情報融合学環」で、県立大学や東海大学が提供する連携開設科目を授業科目に組み込むと発表しました。
熊大で8つ目の学部となる情報融合学環は文理融合で、デジタル技術を活用して課題解決を目指すDXやデータサイエンスなどを学ぶとされています。熊本大学は、カリキュラムは県立大が提供する「データサイエンス入門」や、東海大が提供する「アグリマーケティング論」などが組み込まれることを発表しました。
去年、熊大と県立大と東海大が設立した熊本地域大学ネットワーク機構が、文科省の大学等連携推進法人に認可されたことにより、学生がオンラインで他2つの大学の連携開設科目を履修できるようになりました。
情報融合学環には、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングや九州フィナンシャルグループ、熊本県庁などと連携した講座も開設されます。情報融合学環の入学定員は60人で、1月から出願を受け付けます。