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【神秘の光】八代海の「不知火」を再び!36年ぶりの撮影に成功した高校生の挑戦に密着

2024年9月26日 11:03

八代海を臨む、宇城市の永尾剱神社。9月17日午後11時、幻の光「不知火」を追い続ける宇土高校地学班の生徒たちが、観測のため集まりました。

八代魚協の船から照らすのは、高校生が用意したLEDライトです。すると、すぐに…。

■宇土高校 本多栄喜教諭
「これ、なんかちょっと右に何かありません?光量を落としたら、なんかいけるんじゃない?」

ライトは1つだけなのに、右側にもう1つ光が見える気がします。そこで…。

■宇土高校 本多栄喜教諭
「光源が明るすぎるでしょ?なので、白熱電球の方に変えてもらって」

船にいる漁師に電話して、白熱電球に変えてもらいます。

■宇土高校 本多栄喜教諭
「おっ!?こっちがぽいな!ぽい!」

変化に気づいたのは、その直後でした。カメラが水平方向にとらえたいくつもの光。ところが…。

■宇土高校 本多栄喜教諭
「あー人だー。武末さんだー」

漁師の服に反射した光で、残念ながら不知火ではありませんでした。その後も待ち続けたものの、気付けば午前3時を回っていました。

■宇土高校 本多栄喜教諭
「3時になったので漁師さんに電話をかけてほしいんだけど、今回、見られ…見られませんでした」

結局この日、不知火は現れませんでした。

■宇土高校 本多栄喜教諭
「どうする?今後。次、いつだっけ?10月の頭か。2週間後。やりたい?」
■宇土高校科学部地学班 米田直人班長
「やりたいです」
■宇土高校 本多栄喜教諭
「やりますか!」

生徒たちは、10月にもう一度挑戦することを決めました。

■宇土高校 本多栄喜教諭
「だいぶ近づいているんじゃないかという気がしてます」
■宇土高校科学部地学班 米田直人班長
「昔はあたり一面に光が広がっていたということなので、それを目指して活動しているので、是非見たいと思っています」

幻の光を追い求めて…。生徒たちの挑戦は続きます。

最終更新日:2024年9月26日 11:03
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