女性の下半身触ったほか下着撮影目的で女性隊員の部屋に侵入 罪に問われた元自衛官の男に有罪判決
北熊本駐屯地
知人女性の下半身を触るわいせつ行為などをした罪に問われた元自衛官の男の裁判で、熊本地裁は20日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、陸上自衛隊北熊本駐屯地の元自衛官、上田健斗被告(23)です。判決などによりますと、上田被告は2021年5月、知人の家で寝ていた20代の女性の下半身を触るわいせつな行為をしたほか、同じ頃、大分県の演習場で下着を撮影するなどの目的で女性隊員の部屋に侵入したとして、準強制わいせつと住居侵入の罪に問われています。
20日の判決で熊本地裁の鈴木和彦裁判官は、「卑劣な犯行でわいせつ行為への規範意識が低い」と指摘。一方、女性1人と示談が成立しているなどとして、懲役2年6か月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました(求刑懲役2年6か月)。
最終更新日:2024年8月20日 19:23