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「生態系に悪影響及ぼす懸念」などの意見も 川辺川に計画"流水型ダム"で公聴会

2024年3月7日 18:32
「生態系に悪影響及ぼす懸念」などの意見も 川辺川に計画"流水型ダム"で公聴会

国が川辺川に建設を計画している流水型ダムに関する環境影響評価準備レポートについて、熊本県は4日、住民の意見を聴く公聴会を開きました。

公聴会は、国の環境影響評価準備レポートについて、蒲島知事が国に意見を伝える際の参考にするため、熊本県が五木村や相良村など川辺川の流域の4つの自治体で開きました。

このうち五木村では、出席者から「ダム建設により生態系に悪影響を及ぼす懸念がある」などの意見が出されました。
■出席者
「川を守ることは、五木ほか人間の持続可能な環境を守ることです。熊本県、国交省、観光庁林野庁、農水省、日々真剣に考えて欲しい」

また相良村の会場では、「生態系への影響について具体的な対策が示されていない」といった指摘がありました。環境影響評価準備レポートに関する意見書について、熊本県は、4月に満了となる蒲島知事の任期内に国に提出する予定です。