伝統工芸の技を継承 窯元でインターンシップツアー
伝統工芸の技を継承しようと、荒尾市にある「小代焼」の窯元で今月、インターンシップツアーが行われました。
■小代焼ふもと窯 井上尚之さん「何かあったら聞いて動きながら答えることができますので」
インターンシップが行われたのは、荒尾市にある「小代焼ふもと窯」。
伝統工芸の技を次世代につなげようと、熊本県が1泊2日で企画し、県内外から6人が参加しました。
この日は、陶芸家の井上泰秋さんが工房や資料館を案内。参加者たちは、「小代焼」が400年以上の歴史があり、国の伝統的工芸品に指定されていることなどを学びました。続いて、陶器を素焼きする際に被る灰を落としながら、ひびや割れがないか確認する作業を体験しました。
■参加者「楽しく作業させてもらっています」「話を聞いたり仕事をされている姿を見たらなおさら自分もこうなりたいという意欲が増しました」
■参加者「人生をかけてできるような仕事をやりたいと思っています」
■小代焼ふもと窯 井上尚之さん「こういう機会があればもう少し陶芸をする人も増えるだろうし少しでも古くから歴史ある技術が伝われば良いなと思います」
歴史が紡いできた匠の技や作品づくりへの思いに触れる機会となりました。