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【情報漏えい】熊本市のスケート教室申込者の個人情報がホームページに 職員が誤って掲載

2024年6月25日 18:59
【情報漏えい】熊本市のスケート教室申込者の個人情報がホームページに 職員が誤って掲載

熊本市は25日、3月に開かれたスケート教室の参加者と申込者の個人情報が漏えいしていたと発表しました。

漏えいしたのは、3月に「アクアドームくまもと」で開かれた子供向けのスケート教室に参加した子どもと申し込んだ保護者など50世帯111人の個人情報です。

熊本市によりますと、5月30日に保護者から「インターネット上に個人情報のようなものが乗っている」との連絡があり、アクアドームくまもとのホームページに個人情報が掲載されていることが発覚しました。掲載されていたのは、親子の個人情報をまとめたファイルで、ひらがなや漢字などは文字化けしていましたが、電話番号とメールアドレスなどが確認できる状態だったということです。

掲載期間は2月10日から5月31日までの3か月あまりで、財団は該当するファイルを削除し、検索エンジンからのデータ削除を依頼しましたが、30件のアクセスが確認されました。これまでに情報が悪用されたという二次被害の報告はないということです。

個人情報が掲載された理由について、熊本市は「アクアドームくまもと管理者の熊本市文化スポーツ財団に所属する男性職員がスケート教室の実施要項を添付する際、誤って申し込み者の情報が一覧になったデータ掲載してしまった」と説明しています。

再発防止策として熊本市は、「研修を実施するとともに、複数人での確認を徹底するようマニュアルを改訂する」と話しています。