県立高で模試結果などの情報漏えい 担任教諭が誤って生徒全員が見られるファイルに入力
熊本県立高校の1クラスで、生徒の模擬試験の結果や進路希望の情報などが漏えいしていたことが分かりました。
漏えいした個人情報は、県立高校の1クラス37人分の模擬試験の結果などです。
熊本県教育委員会によりますと、4月10日、担任を務める30代の男性教諭がクラスの模擬試験の結果を副担任に共有しようとしたところ、誤って生徒全員が見られるインターネット上のファイルに入力しました。さらに11日以降も気づかず、さらに一部生徒の進路希望などの情報を同じファイルに入力したということです。
14日に保護者からの指摘で漏えいが発覚し、教諭がファイルを削除しました。これまでに第三者への情報漏えいは確認されていないということです。
県教委は再発防止策として電子情報や個人情報の適切な取扱いの周知徹底に努めるとしています。