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「熊本地震の経験をいかす」熊本大病院の災害派遣医療チーム「DMAT」が出発

2024年1月16日 19:44
「熊本地震の経験をいかす」熊本大病院の災害派遣医療チーム「DMAT」が出発
熊本大学病院の医療チームが能登半島地震で被災した石川県に派遣されることになり、16日、第一次隊が出発しました。

石川県に出発したのは、熊本大学病院の災害派遣医療チーム「DMAT」(Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとって略したもの)です。災害現場で活動するための訓練を受けた医療チームで、今回は医師と看護師、放射線技師の4人が現地に向かいます。

■派遣される熊本大学病院災害医療教育研究センター長 笠岡俊志医師
「私自身も熊本地震の際、熊本県の災害医療コーディネーターとして活動した経験がある。そういった経験をいかして、被災者の方々に寄り添うような支援活動ができれば」

4人は、現在も断水や停電が続く穴水町で、17日から22日まで病院の救急診療のサポートや避難所の巡回診察などにあたります。熊本県は、DMAT8チームを4回に分けて現地に派遣する予定で、16日は済生会熊本病院からも6人が派遣されています。