河川から有機フッ素化合物検出の原因事業所を特定
熊本市北区植木町の複数の井戸や川の水から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出された問題で、熊本市は原因とみられる事業所を特定しました。
有機フッ素化合物は発がん性など人体への悪影響が指摘されていて、国が暫定目標値を設定し値を超えた水は利用しないよう呼びかけています。
KKTと京都大学は、2023年、共同で熊本市を南北に流れる井芹川を調べました。
その結果、上流から中流にかけての6キロ以上にわたる調査地点すべてで国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出されました。
指摘を受けて熊本市は1年以上調査を続けた結果、これまでに熊本市北区の複数の事業所が原因であることが特定されたということです。
熊本市は6日、大西一史市長が臨時の会見を開いて説明することにしています。
最終更新日:2024年12月6日 17:31