患者132人分の個人情報 USBメモリー紛失→レンタカー内で発見 病院外への持ち出しは禁止
天草市の牛深市民病院は15日、患者132人分の個人情報が記録されたUSBメモリを一時、紛失したと発表しました。
■天草市 馬場昭治市長
「このたびは本当に皆様方の情報が漏えいしたことにつきましては、本当に申し訳なく思っています」
牛深市民病院によりますと、12月8日、電子カルテ導入に向けた業務を受託している会社の担当者が、患者132人の住所や氏名などの情報が表示された画面をUSBメモリに保存し、外に持ち出しました。その3日後、担当者がUSBの紛失に気づき、14日、警察に紛失届を提出しました。15日になって、担当者が使ったレンタカーからUSBが見つかりました。現時点で個人情報の漏えいは確認されていないということです。
USBは病院外への持ち出しが禁止されていましたが、担当者は電子カルテ導入に向けた作業を自宅で行うため持ち出していました。牛深市民病院は「個人情報やUSBメモリの使用について、改めて周知徹底や研修を行い再発防止に取り組む」とコメントしています。