内密出産“先進地”ドイツ 熊本市・大西市長がこども家庭庁に視察報告
病院にのみ身元を明かし匿名で出産する内密出産。2023年10月に現状を知ろうと“先進地”のドイツを訪れた熊本市の大西市長が、「こども家庭庁」に視察の結果を報告しました。
熊本市の大西一史市長は25日、こども家庭庁の古賀友一郎政務官を訪問し、内密出産が法制化されているドイツの視察について報告しました。
ドイツでは出産費用を国が負担し、妊娠相談所を約1600か所配置しています。
大西市長は、日本で唯一内密出産を実施する病院がある自治体として、熊本市での現状についても伝えました。
■熊本市・大西一史市長
「我々もいろいろな現場の事例がありますので、国とも共有しながら制度作りに向けて頑張っていきたい」