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熊本県の木村知事「環境相らがつるし上げにあっていた」直後に意図を問われ訂正

2024年5月10日 17:46
熊本県の木村知事「環境相らがつるし上げにあっていた」直後に意図を問われ訂正
記者会見する木村敬知事(10日)
5月1日、水俣病の患者・被害者団体と伊藤環境相の懇談の場で、団体側の発言中、環境省の職員がマイクの音を切った問題で、熊本県の木村知事は10日の定例記者会見で、懇談会の後に団体が環境省側に抗議したことについて、「つるし上げにあっていた」と発言しました。木村知事は直後に訂正しました。

■木村敬知事
「あの場で事実上つるし上げになっている。大臣も環境省も」

木村知事は、10日の定例記者会見で、懇談会の後に発言中にマイクを切られた団体が環境省側に抗議したことについて、このように述べました。この発言について直後に報道陣から意図を問われた木村知事は発言を訂正しました。
■木村敬知事
「言葉を訂正します。申し訳ありません。厳しい怒号や怒りを込めて、大臣や関係者を叱責したといいたかった」

また、木村知事は、懇談の後、環境省幹部に運用を見直すべきと指摘したことを明らかにしました。なぜ、その場で指摘しなかったのか問われた木村知事は。
■木村敬知事
「伊藤大臣を横で見ていたが真剣に聞いていて、大臣に文句を言う雰囲気ではなかった私の感覚は。事務方も何をやっているんだという気持ちはあったが、このあと反省してもらえばいいかなと思っていた」