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山間部中心に積雪で交通機関に影響 25日も路面や水道管の凍結などに注意を

2024年1月24日 18:12
山間部中心に積雪で交通機関に影響 25日も路面や水道管の凍結などに注意を

この冬一番の寒気が流れ込んだ熊本県内は24日、山間部を中心に、積雪により交通機関が乱れるなどの影響が出ました。大雪のおそれはなくなりましたが、路面や水道管の凍結など低温への注意が必要です。

上空にこの冬一番となる寒気が流れ込んだ九州北部地方。阿蘇市の阿蘇神社では24日朝、12月に復旧が完了した楼門に真っ白な雪が積もりました。
■阿蘇神社 内村泰彰権禰宜
「楼門が復旧して初めての雪かきということで、気持ちも清々しいですね」
(参拝者と権禰宜)
「すごく綺麗ですね」「復旧して初めての大雪です」

県内では午前9時の時点で、水俣市で5センチ、南阿蘇村で3センチの積雪を観測しました。この雪の影響で、九州自動車道は植木インターから北側の区間が一時通行止めとなりました。高速バスや路線バスで運休や運転見合わせが相次ぎ、警察によりますと、山間部を中心にスリップ事故が多発したということです。また、天草エアラインは天草空港の雪のため往復6便が欠航しました。

■宮澤圭太アナウンサー
「朝の熊本市です。かなり粉雪が舞っている状況です。そして時折吹く風が非常に冷たく感じられます」
■まちの人
「痛いくらい寒いです」
「気温差が激しいので、やはり体には堪えますよね」

県と熊本市の教育委員会によりますと、24日うは26の学校が休校し、44校が授業の開始を遅らせました。

雪のピークは過ぎましたが、25日も寒気の影響が残ることから、気象台は路面凍結による交通障害や水道管の凍結などへの注意を呼びかけています。