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現地視察「熊本空港アクセス鉄道」周辺環境を調査

2023年12月27日 12:38
現地視察「熊本空港アクセス鉄道」周辺環境を調査

熊本県が検討している「空港アクセス鉄道」の環境への影響を調べる審査会のメンバーが、大津町などを視察しました。

空港アクセス鉄道はJR豊肥線の肥後大津駅と熊本空港を結ぶ計画で、2027年度に工事に着手し、2034年度中の完成を目指しています。

この事業による周辺の環境への影響を調べる「環境アセスメント」が12月から始まっていて、有識者でつくる審査会のメンバーが現地を視察しました。
大津町役場の屋上では、県の担当者が委員に対し、事業計画やルートが決定した経緯などを説明しました。

また、現在の計画で鉄道の高架下を流れる白川や熊本空港を訪れ、周辺の環境を見て回ったということです。審査会は、1月17日に初会合を開き、生態系や景観への影響など事業の計画段階で県が配慮すべきことをまとめた「計画段階環境配慮書」について審査します。

県は、2026年度までに「環境アセスメント」を終える計画です。