県立学校でいじめ"重大事態"確認も県教委「学校・内容は非公表」第三者委設置へ
県教委は、5日の定例会で県立学校で新たにいじめの重大事態が起きたことを報告し、第三者委員会を設置して調査にあたることを決定しました。しかし県教委は「保護者の意向」を理由に重大事態が起きたのが小・中・高校などのいずれか明らかにしておらず、いじめの内容についてもすべて非公表としています。
今年度、県教委が重大事態と判断したのは東稜高校に続き2件目です。1件目のケースでは学校名や事案の内容は公表されていました。
県教委は文部科学省のガイドラインで子どもや保護者が望まない場合は詳細を公表しないことが規定されていると説明したうえで「早急に教員の研修や生徒に対し予防の教育を行い、 再発防止に努める」とコメントしています。