線状降水帯が今夜からあすの午前中にかけ熊本県に発生するおそれ 災害に厳重警戒を

県内は27日夜から28日午前中にかけ線状降水帯が発生するおそれがあり、災害のおそれが高い警戒レベル4相当の大雨となる可能性があります。土砂災害に厳重に警戒してください。

熊本地方気象台によりますと、28日未明から明け方にかけ、1時間に降る雨の量は、県内の多いところで70ミリと非常に激しい雨となり、28日夕方6時までの24時間雨量は県内全域の多いところで250ミリと予想されています。

27日夜から28日午前中にかけて、線状降水帯が発生すると、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

また、災害が発生する危険性が急激に高まります。

2023年7月3日に県内に線状降水帯が発生したときの映像です。益城町では複数の川が氾濫、山都町では橋が崩落するなど、甚大な被害が出ました。

今後、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

熊本市は午後5時に「高齢者等避難」情報を発令し、全ての避難所を開設するとしています。