約1880万円相当の盆栽を窃盗 ベトナム国籍の男2人を逮捕・起訴

去年、御船町の専門店で約1880万円相当の盆栽が盗まれた事件です。ベトナム国籍の男2人が逮捕・起訴されていたことが分かりました。

2024年5月8日午前1時30分頃、暗闇で防犯カメラが捉えた男の姿。御船町で撮影された映像には、盆栽を手にする人物が映っています。翌日、店のスタッフが盆栽33点が盗まれているのを発見しました。

この事件で、いずれもベトナム国籍で住所不定の解体作業員・チュオン クアン ダイ被告(29)と、三重県の無職フイン チョン フン被告(24)が逮捕・起訴されていたことがわかりました。起訴状などによりますと2人は去年5月、仲間と共謀し店の敷地に壁を乗り越えて侵入し、販売価格約1880万円相当の盆栽を盗んだ建造物侵入と窃盗の罪に問われています。

去年10月に逮捕されたチュオン被告は、1月に開かれた裁判で盆栽を盗んだことを認めました。フイン被告の裁判は2月から始まる予定です。2人のほかにまだ捕まっていない共犯者がいるとみられ、警察は2人を逮捕したことを公表していませんでした。

被害にあった店のオーナーは「捕まったことはほっとしているが、共犯者がいる可能性があるので油断できない」と話しています。