創設1年目でリーグ全勝優勝 女子サッカー「水俣ユニオン」九州リーグへ
2024年に誕生した女子サッカーのチームが創設1年目で見事九州リーグへの昇格を決めました。
去年春に誕生した、熊本県女子サッカー1部リーグ「水俣ユニオンフットボールクラブウイメン」。高校を卒業したばかりの選手から元日本代表のべテランまで11人が入団しました。
県リーグ、地域リーグ、なでしこリーグ、そしてトップのWEリーグで構成される日本の女子サッカー。水俣ユニオンは県の1部リーグで開幕から全勝して優勝。最短でのWEリーグ昇格を目指し1月、九州リーグへの昇格をかけた戦いに臨みました。
決勝の相手は、宮崎県代表のヴィアマテラス宮崎学園FCです。
前半11分。水俣11番の原がボールを前線へ送ると抜け出したのは10番、キャプテン山本!飛び出したキーパーの動きをしっかり見てゴール右隅に流し込み先制!
さらに前半20分、左からのクロスに飛び込んだのは9番松尾!2点目を奪い、リードを広げます。しかし後半13分には、ゴール前のこぼれ球を押し込まれ1点差に…。その後も危ない場面がありましたが、チーム一丸となって防ぎ、そのまま試合終了!見事、創設1年目で九州リーグへの参入を決めました。
■山本香月主将
「うれしいの一言。決勝戦の後半はずっと攻められていてしんどかった。守り抜くことができて1点で抑えられてよかった」
■熊田喜則監督
「もっと強化して九州女子サッカーリーグ2部をしっかり駆け抜けるくらいの力をつけて全勝で昇格するのが目標」