TSMC工場を大臣が訪問し幹部らと面会 注目の「第3工場」の話は…
武藤経産相は23日、菊陽町にあるTSMCの子会社JASMの第1工場を訪れ、TSMCの幹部などと面会しました。武藤大臣は、第1工場が去年12月に計画通り量産開始できたことに触れ「日本へのさらなる投資を検討してもらいたい」と述べました。
このあと武藤経産相は、木村知事や地元の自治体、企業の幹部などとの懇談会に出席しました。この中で木村知事は武藤経産相に対し、半導体関連の人材の確保が課題だとして、育成や海外からの人材の受け入れなどについて国の後押しを要望しました。さらに県が進めている半導体関連企業や研究機関を集積する「サイエンスパーク」構想への支援も求めました。
TSMCは第1工場の隣接地に建設する第2工場について、ことし3月までに着工する予定です。気になる第3工場について武藤経産相は。
■武藤容治経産相
「今回大統領も新しく変わったということで、世界状況を見ながらの判断もあるんだと思う。状況的にはTSMCから第3工場の話は出てきませんでしたので、状況を見ながら話をしていく」