【速報】小学校近くで"闘犬"逃げ出し警察が警戒呼びかけ 自称ブリーダーの男逮捕
捕獲された犬
22日朝早く、益城町でもとは闘犬とされていたピットブルを含む数種類の犬が逃げ出し、警察は不要不
急の外出を控えるよう警戒を呼び掛けています。
犬の目撃情報があったのは、益城町上陳の道路上です。22日午前6時前、付近の住民から「犬6匹がいます」と警察に通報がありました。警察が駆け付けると、自称ブリーダーの男が道路上でひもなどにつながれていない犬4匹と一緒にいるところを発見しました。
警察によりますと、ピットブルを含む数種類の犬が逃げ出していて、県動物愛護センターはピットブルについて「人をかむ可能性もあり、成犬であれば大けがにつながることがある」と話しています。22日午前11時半現在、警察と県保健所の職員が捜索にあたっていて、これまでに6匹（成犬2匹、子犬4匹）が捕獲されたということですが、捜索が続いています。警察は現在飼い主についても調べを進めています。
（注記：映像では捕獲された犬の数を「8匹」とお伝えしていますが、放送後に警察から訂正がありました）
この影響で近くの津森小学校では、午前中に夏休みの勉強会を予定していましたが中止しました。警察は「不要不急の外出は控えてほしい」と警戒を強め、見つけたときにはすぐに110番通報し、近寄らないよう呼びかけています。
また、警察が、ひもなどでつながれていない犬と一緒にいた自称ブリーダーの男、石井賢一郎容疑者(55)に声をかけたところ、警察車両のドアを右手で殴ったため、公務執行妨害の現行犯で逮捕しました。
警察は引き続き付近の住民に注意を呼びかけるとともに。犬が逃走した経緯について石井容疑者に事情を聞く方針です。
