×

缶チューハイ飲酒運転でコンビニを"ハシゴ"「日常を忘れたい」高校教諭を処分

2024年1月9日 19:37
缶チューハイ飲酒運転でコンビニを"ハシゴ"「日常を忘れたい」高校教諭を処分

熊本県教育委員会は9日、2人の教職員の懲戒処分を発表しました。

9日付けで停職82日の懲戒処分となったのは、県立菊池高校に勤務する61歳の男性教諭です。
県教委によりますと男性教諭は去年8月、熊本市のコンビニエンスストアで500ミリリットルの缶チューハイ1本を購入し、店の駐車場に停めた車の中で飲み干した後、約1.1キロ離れた別のコンビニエンスストアに運転して移動。再び、500ミリリットルの缶チューハイ1本を購入して飲み干し、運転して駐車場を出ようとした際に警察に検挙されました。

男性教諭の呼気からは基準値の約3倍のアルコール分が検出され、その後、運転免許取消処分となっています。男性は「夏休みに入り日常のことを忘れたいと思いアルコールを飲んだ」と県教委に話しているということです。

また、菊池教育事務所管内の公立小学校に勤務する35歳の男性教諭は「家賃証明書」などを偽造して3か月間の住居手当4万3500円を不正に受給したとして、9日付けで1か月間、減給10分の1の懲戒処分となりました。男性教諭はその後、不正受給した額を返納しています。

県教委の白石伸一教育長は「信頼回復に向け引き続き服務規律の徹底に取り組んで参ります」とコメントしています。