経費3万円だまし取った郵便局長を懲戒解雇 私的購入の充電器などの代金を経費申請
会社の経費約3万円をだまし取ったとして、日本郵便九州支社は、熊本県内の郵便局の男性局長を4月17日付で懲戒解雇しました。
懲戒解雇になったのは、熊本県内の特定郵便局の男性局長です。日本郵便九州支社によりますと、男性局長は2020年10月から2021年7月までの間、私的に購入した充電器やLEDライトなどの代金を6回にわたって会社に経費申請し、あわせて約3万円をだまし取ったということです。
今年2月、日本郵便九州コンプライアンス室が会社経費の使用状況を調べて不正使用が見つかりました。男性局長は事実を認め、発覚した段階で局長を解任されました。だまし取った金は全額弁済したということです。
日本郵便九州支社は、「郵便局長がこのような事件を発生させ、誠に申し訳ありません。今後二度と発生しないよう指導を徹底します」とコメントしています。なお全国では、郵便局長による同様の事案が去年8月から今回の件を含めて8件発生しているということです。