「交際相手の被告と同居」→交際も同居もなし 裁判でうその証言した疑いの女を逮捕
裁判所で嘘の証言をしたとして、40代の女が逮捕されました。
偽証の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区東町の無職、立原麻美容疑者(43)です。立原容疑者は2年前、東京地裁で行われた詐欺未遂事件の裁判で、証人として出廷した再、うその証言をした疑いがもたれています。
警察によりますと立原容疑者は、被告の男の交際相手として出廷し、「一緒に住んでいた。身元引受人になる」と情状酌量を求める証言をしていました。しかし実際は交際関係になく、同居の事実もなかったということです。県警が別の事件で被告人を調べたところ、証言が虚偽だった疑いが浮上しました。警察は認否を明らかにしていません。
当時の被告人が特殊詐欺グループの一員として裁判を受けていたことから、警察は立原容疑者も特殊詐欺に関与している可能性もあるとみて調べています。