【台風10号】線状降水帯のおそれなくなる 土砂災害警戒情報解除も引き続き警戒を
台風10号は熊本から遠ざかりつつあります。県内で線状降水帯が発生するおそれはなくなりましたが、引き続き土砂災害に警戒してください。
■森田愛梨記者(NNN取材団)
「午前8時のJR熊本駅です。本来、通勤・通学の時間帯ですが、歩く人の姿はほとんど見られません」
熊本県内は台風の中心を抜けたものの、30日午前11時現在も全域が強風域に入っていて、鉄道各社は30日も運転を取りやめています。
■森田愛梨記者(NNN取材団)
「午前8時のJR熊本駅です。本来、通勤・通学の時間帯ですが、歩く人の姿はほとんど見られません」
熊本県内は台風の中心を抜けたものの、30日午前11時現在も全域が強風域に入っていて、鉄道各社は30日も運転を取りやめています。
■仕事を終え玉名に帰る人
「新幹線なら動いていないだろうか思って見に来たが運休なので、新玉名までどうやって帰ろうかと」
益城町では29日午前、最大瞬間風速30.3メートルを観測しました。あさぎり町では、高さ10メートルを超える柏の木が倒れました。大津町では、走行中の車に木が倒れフロントガラスが割れる被害がありました。
熊本県によりますと、八代市で80代女性が風にあおられ転倒するなど、4人がけがをしたということです。
また、九州電力によりますと、30日午前10時半の時点で約640戸が停電しています。
熊本県内に出されていた土砂災害警戒情報は解除されましたが、今後も多い所で1時間40ミリの激しい雨が降るおそれがあります。引き続き夕方まで土砂災害に警戒してください。