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熊本地震8年 当時4歳の娘亡くした母の思い 45人犠牲の益城町が献花台

2024年4月14日 19:13
熊本地震8年 当時4歳の娘亡くした母の思い 45人犠牲の益城町が献花台
熊本県内で、関連死を含めて273人が亡くなった熊本地震から、14日で8年となり、鎮魂の祈りが捧げられました。

県庁での追悼式には遺族ら28人が出席しました。

2016年4月14日と16日、2度の震度7の揺れに見舞われ、災害関連死を含め亡くなった人は273人、全半壊などの住宅被害は約20万棟でした。

式に出席した宮﨑さくらさんは、当時、入院中だった4歳の娘を地震のために亡くしました。

■宮﨑さくらさん
「あのときのことは今でも昨日の事みたいに思い出せますし、つらさは変わらないがそれを持ったまま頑張って生きていくことが上手になったかなと思う」

45人が犠牲となった益城町では、震災記念公園に献花台が設置されました。

■益城町・西村博則町長
「熊本地震のとき、ここには300人以上の方が避難され、余震のたびに起こる子どもや女性の叫び声や携帯の警報音を今でも忘れる事がありません」

益城町では道路の4車線化工事など災害への備えが進んでいます。