自転車乗車時のヘルメット着用を プロスポーツ選手と高校生が呼びかけ
秋の全国交通安全運動の一環として、熊本駅で26日朝、熊本県内のプロスポーツクラブと高校生が連携して自転車に乗る際のヘルメットの着用を呼びかけました。
熊本駅の駐輪場利用者に啓発活動を行ったのは、県内を拠点に活動するプロスポーツチームの選手やマスコット、さらに熊本市自転車安全利用モデル校に指定されている高校の生徒たちです。
県警によりますと、県内では交通事故の発生件数は減少傾向にあるものの、自転車が関与した事故は年々増加傾向にあります。
中でも、自転車で交通事故にあった人のヘルメット着用率は高校生が5.4%と、小学生の43.3%、中学生の49.1%(2023年)と比べ大幅に低いことから、高校生と連携した呼びかけを行いました。
■熊本県警交通企画課 前田貴史警部
「高校生の世代が一番自転車事故でけがをしている。高校生に親しみのあるスポーツチームと連携して、より多く高校生の世代に呼びかけたいという思いで実現した。一人でも多くの方に(ヘルメットを)かぶってほしい」